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AKB48がレーベル移籍 15年所属したキングレコード離れ世界最大手ユニバーサルで「新しいスタート」
AKB48が約15年所属したキングレコードを離れ、ユニバーサルミュージックへ移籍する。グループの公式YouTubeで27日、発表された。4月26日発売の新曲(タイトル未定)が移籍後初シングルとなり、センターは本田仁美(21)が務める。
心機一転の決意を示すように、公開された映像の中で16人の選抜メンバーは白に統一されたスタイリッシュな衣装に身を包み、決意に満ちた表情を浮かべている。
移籍先は60以上の国・地域に拠点を持つ世界最大手ユニバーサルミュージックグループ(UMG)の日本法人だ。AKBは08年からキング所属でミリオンセールスを連発。ファン投票で選抜メンバーを決める選抜総選挙は地上波で生中継されるなど社会現象を巻き起こした。ブームが一段落した中、移籍を再浮揚の起爆剤にしたい考えがあるとみられる。姉妹グループのHKT48、NGT48、NMB48もユニバーサル所属で、AKBも合流することで相乗効果が見込まれる。
本田は「元カレです」以来2度目のセンター。「この楽曲を誰よりも愛し、歌詞や曲に込められた想いを多くの方に届けられるよう、そしてセンターを任せていただいた自分の役割をしっかりと考え、その役目を果たせるよう頑張っていきたい」と抱負を述べた。
UMGのルシアン・グレンジ会長兼最高経営責任者(CEO)は「日本で最も成功している女性グループの一つであるAKB48をUMGファミリーに迎えることができ大変嬉しく思います。新しい章を迎えるAKB48が更なる成功を遂げ、より多くのファンの皆様と繋がるお手伝いができることを世界中のUMGのチームと心待ちにしています」とコメント。ユニバーサルミュージックの藤倉尚社長兼CEOも「AKB48の新しいスタートを私たちユニバーサルミュージックが迎えることができ大変嬉しく思います。AKB48は幅広い世代に愛される曲を持ち、その活躍は日本のエンターテインメントシーンに不可欠な存在です。私たちはAKB48と共に新たな時代のアイドルカルチャーを担っていくことを楽しみにしています」と期待を寄せた。